第113回医師国家試験を底辺が受けてみた

学年順位80番台よく再試にかかるボッチの国試関連

予備校の感想~TECOM~

偏差値30代の人間から見た予備校の感想をつらつら語ってく。

 

偏差値30はたぶん基礎もへったくれもねぇ。たいてい丸暗記でテストを逃げ切ってきた人間だろう。予備校は基礎を作れるもしくは知識なくても小手先で誤魔化す技を教えてくれる授業がいいかなと思う。基本後者なんてないけど

今回はTECOMについて。

 

わたしとTECOMの出会いは4年のときCBT終えた後、予備校希望調査がありTECOMとMECの二択であった。もちろん取らないという選択もあったが、わたしは「ぼっち」だったのでせめて1つしっかりした情報を取らなきゃいけないと思いとった。

TECOMを選んだ理由はとくにない。説明会もサボったし、お試し講座も見たくなくて「ま、いっか」くらいの気分でTECOM。

 

内容はどうだったかというと、、、う~ん、あんまりすすめない。

ノート2冊にすべてを集約できるのはとてもいいし、鑑別の仕方はとても役に立った。特に内分泌はおかげで数少ない得意分野になれた。

正直あのたった2冊のノートで受かると思う。

だが授業聞いててな~んか無駄な気がしてならない。その場の行き当たりばったり感がある。赤信号青信号で緊急性を教えてくれるがそもそもの基準がよくわからなくて毎回「へ~…」ってなるだけだった。あれは自分で見つけなくっちゃならなかったのか?理解してる方いらっしゃいましたらコメントいただけるとありがたい。

あとは基礎できてない人に厳しい点としていきなり謎の言語が飛び出す。状況からも察せなくらいの。忘れられないのは

問題文をがーっと読み上げてpancytopeniaですねと黒板に"pancytopenia"と書かれたときは固まった。

まず、pancytopenia=汎血球減少知らんし、そもそも字が達筆で読めないし、汎血球減少の定義知らんし…

そういうことが何回かあり、ようわからんなぁとなる時があった。それで動画止めて調べるのどうなの?簡単にわかろうと講義聞いてるのに講義の話がわからず調べるってなんか…ねぇ??

というわけである程度の知識もってから聞いたほうがいい授業な気がする。

 

そういうわけでTECOMというものは

ものにしたらたった2冊のノートで戦えるのは本当に強いと思うし基礎を作るにはいい授業かもしれないけれど、わけわからんところで時間を取られるのは効率の面からおすすめできないかなぁという印象。

 

雑に聞いていたわたしが悪い部分もある。でも雑に聞かせてしまう魅力のなさも含めてそう感想を抱いた。

参考にしてくれる方もいらっしゃると思うので、また違った意見のある方いらっしゃいましたら感想いただけると嬉しいです。